前回は、遺産にはプラスの財産とマイナスの財産があることを説明しました。

 今回は、プラスの財産のうち預貯金についてお話します。
 亡くなった方の預貯金については、どのように調べればいいのでしょうか。
 
 
1 通帳がある場合

 
 まずは、金融機関名、支店名、名義人を確認しましょう。

 次に、死亡日時点の残高を確認しましょう。
 死亡日まで記帳されていなかったり、長期間記帳されていない場合には、可能であれば通帳記入をしたほうがいいですね。

 死亡日の残高がわかれば、それがとりあえず遺産といえます。
 厳密にいうと、死亡日以前の出金も遺産にカウントするものもありますが、ひとまず死亡日時点の残高と考えておきましょう。
 
2 通帳が無い場合
 
 通帳が発行されているけれども紛失しているときや、そもそも通帳の発行を受けていないときなどがこれにあたります。
 金融機関名はほぼわかっているけれど通帳を紛失しているような場合は、その金融機関に問い合わせましょう。
 その金融機関に本当に口座があるのか、口座があれば残高はいくらあるのかを確認しましょう。
  

まとめ

 預貯金については、通帳があれば死亡日の残高を確認しましょう。
 通帳がなければ、必要書類を揃えて口座の有無や残高の照会をしましょう。