前回は遺言書による手続について大まかに説明しました。
 今回は
   「どういう場合に遺言書を書いた方がいいのか?」
についてお話します。

 
1 家族や身内の仲はいいですか?

 将来あなたの相続人になるであろう人たちは仲がいいですか?
 もちろん今は仲が良くても相続を機に不仲になることもありますが…
 もし仲が悪いのであれば、遺言書を作った方がいいかもしれませんね。


2 財産をあげたい人はいますか?

  遺言書には、自分の遺産を誰に引き継がせるかを書きます。
  例えば不動産は妻Aに、預金は子Bに相続させるといった具合です。
  オーダーメイドで自分の遺産の行方を決めることができます。
  もし、
    「自分の遺産をこの人にあげたい」
 と強く思える方なら遺言書を作るのもいいでしょう。


3 相続人になるであろう人は兄弟姉妹・甥姪ですか?

  相続人は、配偶者や子であることが多いです。
  その場合は、相続手続きが順調に進むケースが多いです。
  これに対して、相続人が兄弟姉妹・甥姪の場合は事情が異なります。
  私の経験上、手続がうまく進まないことがままあります。
  
  理由は様々です。
  
   〇相続人が兄弟姉妹・甥姪だと、多人数の場合がある
   〇相続人間の関係が薄く、相続の話を切り出しにくい
   〇疎遠で相続人の連絡先や住所すらわからない
 
 などがありまね。
  このような場合は、遺言書を作った方が手続がスムーズに進みます。


まとめ

 〇家族仲の良し悪し
 〇自分の財産をあげたい人の有無
 〇相続人になるであろう人らの人数・関係

などを確認してみましょう。